【ブルーベリーの栽培方法】地植え?鉢植え?それぞれのメリット・デメリット

ブルーベリーの栽培

ブルーベリーを育ててみたいと思ったときに、まず地植えにするのか鉢植えにするのかを悩むのではないでしょうか?
今回はそれぞれに向いている人やメリット・デメリットなどについて解説します。

地植えと鉢植えのメリット・デメリットとそれぞれに向く人

それぞれのメリットやデメリットは下記のとおりです。

地植えのメリット
・水の管理がそこまでいらない(気候や天候による)
・根の行き場が自由なので大きく栽培できる
・鉢植えに比べ、1本あたりの収穫量が多くなる

地植えのデメリット
・土壌の改良の手間がかかる
・草刈りが必要
・木と木の間隔が必要なため広い場所が必要

鉢植えのメリット
・土壌改良の手間が少ない(元の土壌に左右されない)
・地植えのような広い間隔が必要ないので、コンパクトに栽培できる
・潅水システムを構築すれば、水やりが楽
・地面の草刈りの手間がない

鉢植えのデメリット
・風対策が必要(強い風が吹くと、鉢がこける)
・土が乾燥しやすいため定期的な水やりが必要
・鉢を大きく更新していく必要がある(費用が掛かる)

あなたは地植え、鉢植えどっち?

まず、どちらで育てたいかをご自身で検討してみてください。
そこを決めてから、本当にその方法が向いているかを考えてみましょう。

地植えに向く人

ブルーベリーを栽培する場所が広くとれる人は地植えに向いています。
ブルーベリーは実をつけるためには2品種以上が必要です。つまり、最低2本必要です。
木と木の間隔を2m程度とる必要があるため、栽培する場所が狭い方には地植えは向ていません。
地植えにすることでブルーベリーを大きく栽培できるので、収穫量も多くなります。
木が大きくなりやすいので、剪定やネットをかけたりする…何をするにしても労力がいり大変です。
そのあたりは少し覚悟しましょう笑
ただ、木の大きさは剪定である程度、調整がききますのでコンパクトに剪定してあげれば、それなりの大きさで育ってくれます。

鉢植えに向く人

ブルーベリーの栽培する場所があまり広くとれない人は、鉢植えがおすすめです。
地植えに比べてコンパクトに栽培ができるので、狭い場所での栽培が可能です。
ただし、コンパクトとはいってもある程度は成長します。鉢の中では根っこが行き場を失うので数年に一度、鉢を大きくしてあげる必要があります。鉢の費用が地植えと違ってかかります。
鉢植えの場合、土が乾燥しやすいので夏場は毎日水が欠かせません。こまめに水やりができる人が鉢植えに向いています。

まとめ

どうだったでしょうか?
鉢植え、地植え、どちらを選んでもブルーベリーを育てることは可能です。
皆さんの環境に合った方法でブルーベリーを育ててみてください。
ブルーベリーは花が咲き、実がなり、いろいろな表情を見せてくれます。
実が食べられるだけでなく、鑑賞する植物としても面白いと思います。
参考になれば幸いです。