ブルーベリー品種紹介 フクベリー
8月に入り本格的に収穫が始まりました。
が、前線の停滞のため収穫ができておりません。
今回のブルーベリーは、
個人的に一番好きな品種でラビットアイブルーベリーの「フクベリー」の紹介です。
ブルーベリーはアメリカで研究や品種改良が盛んですが、日本でも品種の交配がされオリジナルの品種があります。
フクベリーは、福田 俊さんがティフブルーとウッダードの自然交配から作った品種です。
2006年に農林水産省品種登録された品種です。
フクベリーの特徴
- 7月下旬から10月までとれる超晩生種
- ティフブルーより大果で小粒が少ない。取れ始めの最大果重は4g、平均は2.8g。
- 糖度が高く、風味があって、口の中で皮や種が目立たない。
- ブルームが濃く果柄痕は小さく乾いていて日持ち性は抜群に良い。
- しぼまずにいつまでも枝についているので十分に樹上完熟後収穫できる。
- 熟期は晩生でも開花時期は多品種と同じなので、受粉の心配はない。
- 枝は細くしなやかで、きわめて開張性で結実するとしだれるようになる。
高山ガーデンのフクベリー
高山ガーデンでは、8月上旬から徐々にとれはじめ10月初旬まで収穫できます。
味は、甘い中にも程よい酸味があり、いくらでも食べらそうな感じです。
本数が少ないので多くは収穫できませんが、ぜひ一度食べていただきたい品種です。