2026年4月上旬のブルーベリー畑の様子 ブルーベリーの開花が始まりました

4月に入り、すっかり春らしい陽気になりました。
3月のブログでは「個性豊かに動き出した品種たち」をご紹介しましたが、あれから約3週間。
剪定作業をしているとだんだんと、あの白い小さなベルのような花がちらほらと咲き始めました!

まだ「ちらほら」。でも、確かな春の訪れ

畑全体を見渡すと、まだ緑色が目立ちますが、早生(わせ)の品種から順に、じっくりと開花の準備を進めています。 全部が一斉に咲くのではなく、少しずつ、でも確実にリレーのように咲き進んでいく様子は、毎日畑を見守る僕たちにとっても、この時期だけの楽しみです。

では、今、畑で特に元気に動いている品種たちをご紹介します。

先陣を切って咲き始めた「ユーリカ」と「フロリダサファイア」

ユーリカ

こちらは、3月下旬に撮影したユーリカの蕾です。 前回のブログで「花芽が他の品種に比べて大きい」とお伝えしていましたが、この時点ですでに、枝先にどっしりと、力強い存在感を放っていました。 まだ固く閉じ、春の深まりをじっと待っている、そんな状態でした。

ユーリカ

そしてこちらが、4月上旬現在の様子です。 たった2週間ほどで、一部ではなく、全体的に蕾が開いてきました。サザンハイブッシュ系の中でも特に開花が早い(極早生)ユーリカ。 畑のどの品種よりも先に、大実への第一歩を踏み出そうとしています。

フロリダサファイア

同じくサザンハイブッシュ系の「フロリダサファイア」。ひときわ鮮やかなピンク色の蕾が特徴です。

フロリダサファイア

この小さなピンク色の花が、畑のあちこちで揺れ始めています。フロリダサファイアは収穫も早いので、花も負けじと先頭を切って咲き進んでいます。

じっくりと、出番を待つ品種たち

ここからは、他の品種たちの蕾の様子も見てみましょう。
同じ系統、あるいは違う系統でも、動き出しのタイミングや蕾の形が全然違うのが面白いところです。

ニューハノーバー

こちらはニューハノーバー。同じサザンハイブッシュですがフロリダサファイアに比べると、蕾はまだ少し小さく、花が咲くまでには時間がかかりそうです。

スター

スターの蕾は、少し丸みを帯びていて、かわいらしい印象です。

ミスティ

3月の記事で「花芽が溢れんばかりにつく」とお伝えしたミスティ。先月と比べると、芽がしっかり開いてきましたね。

バークレイ

そして最後は、バークレイ。ノーザンハイブッシュで、ハイブッシュの中でも収穫時期が晩生なので、蕾はまだ固く、春の深まりをじっと待っているようです。

丁寧な見守りの時間は続きます

畑はこれから、一年で最も華やかで、そして僕たちブルーベリー農家にとっては緊張感のある「受粉」の季節を迎えます。 今はまだ「ちらほら」ですが、あと1〜2週間もすれば、畑一面がスズランのような白い花で埋め尽くされる予定です。
この小さな花ひとつひとつが、夏には、皆様の元へ届くおいしいブルーベリーの実になります。 オンラインショップで並んでいるジャムたちも、昨年の今頃はこうして小さな芽から始まりました。
4月下旬には、また違った表情の「満開の畑」をお届けできると思いますので、どうぞお楽しみに!

季節の変わり目、皆様もどうぞご自愛ください。