2025年シーズンのブルーベリーのでき

今年も高山ガーデンのブルーベリーをご購入いただき、本当にありがとうございました。
本記事では、今年のブルーベリーがどんな1年だったか、その出来栄えについて語る「通信簿」的なものとして、よかったところ、大変だったこと、来年へ向けての課題など、本音を交えながら書いていこうと思います。

ブルーベリーの出来栄え

品種:ユーリカ

2025年シーズンの出来栄えについて、7月末時点でも書いていますが、シーズンが終わってみて最終的な評価をしていきます。とはいっても、実はまだ完全に収穫が終わったわけではなく、じつはまだ実が残っていたりもします^^;

1.収穫量:「記録的な猛暑、雨の少なさ、毎日収穫の闘い」

全国各地で連日報道されるような暑さの話し、高山ガーデンのある愛媛県内子町も例外ではなく、毎日がとても暑い日が続きました。梅雨がとても短く7月もほどんど雨が降らず、8月はどうなるかと思いましたが、ゲリラ的に雨が降ったり、いわゆる夕立のようなものがきたりとしてくれたおかげで、何とか最後まで水が切れることなくシーズンを終えることができました。
おかげで、高山ガーデンがブルーベリーを栽培しはじめて以来、最高の収穫量になる豊作の年でした。

2.おいしさ:「画面向こうから伝わる『おいしい!』が励み」

雨が少なく味がぼけることがほとんどなく、シーズンを通して味がしっかりしておいしい年でした。ただ、オンラインショップが中心で実際にお客さんと会う機会が減り、じかにお声を聴くことが少なくなったので、画面を通して「商品が届いた」、「おいしい」なんて投稿を見るのが励みになりました。

3.粒の大きさ:「雨が少ない中での地力」

毎年の剪定で枝を管理し、粒の大きさはある程度大きくなります。しかし、それよりも粒の大きさと水分は密接な関係があります。やはり、適切に水分がないと実は大きくなりません。雨が少ないので、超特大!といったものは、ほとんど見かけない1年でした。が、雨が少ない中で地植えのメリット、大地からの水分をしっかり吸い上げて大きく実をならせてくれました。まさにブルーベリーの地力を感じたシーズンでした。

シーズンを振り返って、そして来シーズンに向けて

農家目線の大変だったこと

もう皆さんもそうだと思いますが本当に暑かった・・・。収穫から帰ってきて、夜になっても体が火照ってるなってのをすごく感じたシーズンでした。そのうえ、雨が少ないので毎日が収穫です。例年であれば、梅雨の期間が少しあって中休み的な期間があるのですが、それもほぼなく本当に収穫の毎日でした。

良かったこと、というか嬉しかったこと

やはり、喜んでいただけるのが一番うれしいですね笑
DMなどのメッセージや投稿、道の駅なんかで出荷しているときに声をかけられて…、いろいろな場面で声をかけていただけるのはうれしいです。
ブルーベリーって僕にとっては身近なものですが、「食べたことなかった」なんて方もいて、まだまだそんなにメジャーな果物じゃないのかな?なんて思ったりもしました。

余談ですが…今年はトカゲが多かったです

毎年、気候によって虫や小動物の様子が変わるのですが、今年は畑でも家の周りでもトカゲを本当によく見かけました。特に害はないので、不思議な現象だねと笑っています。

来シーズンに向けて

天候が本当にわからないシーズン。
雨が降りそうで毎日降らない今シーズンのような時もあれば、1週間、収穫ができないようなシーズンもあります。来シーズンはいったいどんなシーズンになるかは分かりませんが、まずは今シーズンを終えたブルーベリーの木たちの手入れをし、冬の剪定と来シーズンの収穫に向けて1から準備をしていきたいと思います。