2026年6月下旬|雨の日のブルーベリーはなぜ割れる?農家が明かす「お化け提灯」と収穫のこだわり

6月中旬から始まったハイブッシュ系の最盛期、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ハイブッシュ系が美味しい時期ですが梅雨入りし、困った時期にもなりました。
これから前回採れなかった品種も続々と収穫の時期を迎えます。一年で最も畑が活気づく、まさにブルーベリーの旬と言える季節です。
目次
梅雨とブルーベリーの「切っても切れない関係」
さて、今年の6月はまさに「梅雨らしい梅雨」。植物にとって水は不可欠ですが、過度な雨はブルーベリーに大きな影響を与えます。
農家として、雨の日に畑で起きている「リアルな現象」を少しだけご紹介します。
①「お化け提灯」になる実

水分を吸いすぎると、実は耐えきれずに亀裂が入ります。これが「裂果(れっか)」です。僕は「お化け提灯」なんて呼んだりしますが、こうなってしまった実はもう、美味しいとかいう以前の問題です。捨てるしかありません。
②厳しい品質管理が美味しさの証

雨の後は、傷んだ実を落とす作業が必ず必要です。また、大雨が降った後の実は味がぼやけやすいため、悪いものを徹底して落とし、これから「美味しくなる実」だけを残していきます。お客様に自信を持ってお届けするための唯一の方法です。
③風もまた天敵

雨だけでなく、風もブルーベリーにとっては注意が必要です。風が吹くと実が枝から落ちてしまうことがあります。落ちた実は害虫を呼ぶ原因にもなるため、私たちは毎日丁寧に拾い集め、畑を常に清潔に保つ努力をしています。

割れた実や落ちた実、そうしたもう使えないものを拾って集めると、一斗缶が満杯になるほどに…。
もったいないな~なんて風に見えるかもしれませんが、畑の環境やこれからの実を守るためには大事なことです。
これから旬を迎える品種たち

ちょうどピークに差し掛かったところで、大雨・長雨になったハイブッシュ系品種たち。たくさんの実がダメにされてしまいましたが、ラビットアイ系はこれからです。
まさにこれからという感じで、本当に徐々に色づいてきました。
最後に:旬の味を食卓へ
雨の日も、晴れの日も、毎日畑を見守りながら大切に育てたブルーベリー。そんな私たちが「今が一番美味しい」と自信を持って送り出す一粒を、ぜひご賞味ください。
※雨天が続いているため、梅雨の時期は販売がなかったり、あっても販売数が非常に少ないです。
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