2024年シーズンの振り返りと総評
2024年シーズンもたくさんのご注文ありがとうございました。
今回は今シーズンのブルーベリーについて振り返りの記事です。
今シーズンのは出来はどうだったのか?
今シーズンのブルーベリーは全体をとおして良いシーズンでした。
昨年は7月に雨と虫にやられ大変な年でしたが、今年はそれに比べると特に大きなトラブルもなくシーズンを終えました。
ただ、全国的な問題で皆様も体感したことと思いますが、今年の夏は本当に暑かったです。9月中旬に差し掛かっても日中の暑さは異常です。(秋分の日をむかえ、ようやく涼しくなりましたね…)
また、今年の夏は雨の少ない日でもありました。夕立なんかもほとんどありませんでした。
特に8月は雨がなく、ラビットアイ系がすこし水分不足で大きくなりきれていないような気もしました。
肝心の味ですが、晴れが多い分、甘く美味しくできたシーズンだったかなと思います。
6月の様子
6月上旬にはトップ画にしてあるユーリカが早くも収穫できるように。ユーリカに続いて、サザンハイブッシュ系の早生種が追随し、今年の収穫が始まりました。6月中旬~7月上旬にかけてハイブッシュ系の収穫が盛んになりました。
今年は晴れも多く、気温も高かったせいか、例年より一週間ほど収穫の勢いが早まりました。
が、今年はカメムシが異常に多く、特に6~7月にかけてあちこちでブンブン飛んでいました。が、カメムシによる被害も思ったより少なく助かりました。
7月の様子
8月の様子
ラビットアイ系はハイブッシュ系に比べると1本あたりの収穫量が2~3倍くらいあります。木も大きいので採るのも一苦労です。
9月の様子
9月になるとラビットアイ系も終わりを迎える品種が増えてきます。今年は始まりが少し早かったのもあり、販売の終わりも1週間ほど早かったです。
剪定の工夫
今年は一部の品種に強めの剪定を行いました。
強めにした理由は、毎年実がつきすぎて採りきれないことや大きくなりきれない実ができるので、どうせならもっと実を減らして質を上げよう!といった作戦です。
雨が少ないこともあってか、結果的に粒も大きく美味しくなったかな?と思います。
大きくなりきれない粒も減ったように思います。
剪定、切り方ひとつで出来が変わるので剪定は奥が深いものです。
おわりに
今シーズンもたくさんのご注文ありがとうございました。
毎年、気候・天候…いろいろと変わり大変なこともありますが、今シーズンも無事に終えることができました。
今年の味はどうだったでしょうか?
高山ガーデンではそれぞれの品種ごとに収穫し、品種で分けて出荷しています。
それぞれのブルーベリーの品種がどんな味がするのかがお楽しみいただけます。
来シーズンも各品種の品質…おいしさや大きさをより良いものにして、みなさまのお手元へお届けできるように頑張ります。
今年は終了間際に、近畿地方でテレビ再放送がありました。
見たけど買えなかった~という方がたくさんいると思います…。
ぜひ来シーズンお願いしますm(__)m